アイスが太る理由
アイスが太る理由はいくつかあります。まず、アイスは糖質と脂質が多い食品です。冷たい食べ物は甘みを感じにくいため、アイスには砂糖が多く使われており、高糖質なお菓子になっています。また、乳脂肪分の含有量が高い濃厚なアイスクリームには脂質も多く含まれ、高カロリーです。
次に、アイスは吸収が早く、脂肪になりやすいという特徴があります。溶けて液体になるアイスは、吸収スピードが速い食べ物で、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。
さらに、アイスを食べると身体が冷えて代謝量が下がるという問題もあります。身体が冷えて体温が1℃下がると、基礎代謝量が12％下がるといわれており、痩せにくくなってしまいます。
最後に、暑い日についアイスを食べ過ぎてしまう傾向があります。暑さをまぎらわせたい気持ちから、つい食べ過ぎてカロリーや糖質の摂り過ぎにつながってしまうのです。
太りにくいアイスの選び方
そんなアイスですが、太りにくい種類を選べば、ダイエット中でも楽しむことができます。特におすすめなのが「氷菓」です。
氷菓は、乳固形分・乳脂肪分がほとんど含まれていないため、カロリーが低くなっています。かき氷やシャーベットなどが代表的な氷菓で、果汁と氷を感じるサッパリとした味わいが特徴です。
一方、ダイエット中にどうしても濃厚なアイスクリームが食べたいという時は、アイスミルクやラクトアイスよりも、乳脂肪分が多いアイスクリームを選ぶのがおすすめです。濃厚な味わいでより満足感が得られ、少量でも満たされます。また、乳脂肪に含まれる短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸は、エネルギーとして消費されやすく体脂肪になりにくいという特徴もあります。
味では、バニラ味のアイスを選ぶのが良いでしょう。バニラに含まれるバニリンには、食欲を抑えたり脂肪の蓄積を抑えたりする効果があるとされています。
太りにくいアイスの食べ方
アイスを食べる量と時間にも気をつけましょう。1日に食べてもいいアイスの量は最大120gまでで、カップアイスなら少し小さめのサイズが目安です。
食べる時間は、朝から18時頃までがおすすめ。この時間帯は食べた物を消費しやすいので、太りにくいタイミングだといえます。夜遅い時間になるほど脂肪が蓄積しやすくなるので、できるだけ早い時間に食べるようにしましょう。
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まとめ
アイスは太りやすい食品ですが、種類や食べ方を工夫することで、ダイエット中でも上手に取り入れることができます。
氷菓を選んだり、濃厚なアイスクリームなら少量を楽しんだりと、自分に合ったアイスの選び方を見つけてください。また、食べる量と時間にも気をつけて、アイスをコントロールしながら、ダイエットを楽しく続けていきましょう。
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